その名も’濃厚’・・・

非常に扱いやすいシリーズのCREMOにおいて、一癖あるテクスチャが特徴の’THICKENING’。直訳では肥厚、つまるところ濃厚という意味合い。非常に濃い塊感のあるテクスチャとなっている。これが扱い易いかというと微妙なところで、固形感が強い為しっかりと手の平で馴染ませないとダマになりやすい。また一気に量を取ってしまうとあっという間に真っ白に・・・

使いづらさばかりを述べてしまったが、実際には整髪力として非常に強力で撫でつけるスタイルには抜群のセット力を持つ。またスペック上はLOW SHINEという事でツヤが控えめという設定となっているが、実際の体感はマットに近い（むしろ同ラインナップのマットよりマットなんじゃないか）。

強いセット力でツヤを控えめにスタイリングしたいひとにはお勧めできる。但し独特の癖あるテクスチャに慣れが必要なので、BROSHマット等他に選択肢があるといえばある（入手も困難だし・・・）。

髪に引っかかる感じが...

硬めのクリームのような質感で、しっかり手の平に馴染ませないとムラになります。

髪通りがあまりよくなく、髪の毛をウェット状態にしていないと髪の毛に引っかかります。個人的にはクリームタイプっぽいの中でも扱いが苦手なタイプです…。

セット力は抜群でボリュームが出るタイプです。結構ふんわりとしたスタイリング向きかもしれません。パーマスタイルの自分としてはあんまり使いすぎるとゴワゴワになるので使い過ぎには注意かも。

香りは石鹸のような香りです。

これはマットタイプ...？

結構マットに近いポマードだと感じました。手馴染み、髪馴染みともに滑らかという感じではなく、少し突っ張るような使い心地で、個人的にはうまく扱いきれなかったという印象です。束感よりも大きめの流れだけ作りたい、という方には良いのかもしれません。